心臓移植

1992年より当院に通院、1999年より私が担当していた拡張型心筋症の患者さんが先日某大学Hpで心臓移植を受けました(私としては移植患者さんは肺移植を含めてこれで3人目になります)。

今のところは経過順調のようでホッとしています。

2006年頃より心不全での入退院を繰り返すようになり、2013年より心臓移植待機に入り、それから丸4年、補助人工心臓植え込み後3年半の道のりでした。

この間、献身的な周囲の協力のもと、様々な問題を乗り越えて漸くたどり着いた心臓移植です。

本人だけでなく家族も不安な毎日が続いていたと思います。これまでの頑張りを称賛したいと思います。

あとは術後合併症を乗り切って元気な姿を早く見せに来てほしいものです。

そしてドナーとなっていただいた方・ご家族の方々、本当にありがとうございました。

無題

日本心臓移植研究会HPより

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Quality Management System構築へ向けて

1年以上前から考えていたQuality Management System(QMS)構築へ向けてアプローチ開始することを先日の病院管理運営会議でキックオフ宣言しました。

病院の使命は質の良い医療を提供することです。このことについて異論を唱えるひとはいないと思います。

ではその医療の質を高め、それを維持するためにはどうすればいいのでしょう?その手段がまさしく質マネジメントシステムQMSです。

実は、病院の中にはすでにさまざまなQMSが存在しています。医療の改善活動、医療安全管理室、各種委員会、アメーバ経営、病院機能評価受審などさまざまなQMSが当院の中で機能しています。

しかしながら全病院的に組織化されたQMSは残念ながら存在せず、結果、それぞれの活動が有機的に結びつくことなく単体のもの、しかも継続性のないものとなっているのが実情です。また、業務改善を図ろうにも、業務プロセスが可視化されていない(チャート化されていない、文書化されていない=標準化されていない)ために、他部門からはおろか自部門でさえも業務の見直しは困難であり、かつ気づきや確認など個人の資質に頼るのみでヒューマンエラーは一向に減少しないというモヤモヤ感が各部署で蔓延しています。

そこで病院業務のプロセスをすべて可視化しそれを組織的に管理し、業務改善ひいては医療の質を高めることに繋げてゆくQMSを構築しようというのが、今回のキックオフ宣言です。

今後の具体的な進め方についてはQMS推進事務局が検討し順次明らかにし、全職員の協力のもとQMSを構築してゆくことになります。

無題

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ハートの日2017

8月12日(土)毎年恒例になっているハートの日イベントを今年はANAクラウンプラザホテル金沢で開催しました。

一般の方々に心臓血管病に関する知識を深めてもらうための啓蒙活動です。

当院の実行委員会が中心になってさまざまなコーナー(医療相談、血管年齢測定、頚動脈エコー、心肺蘇生講習など)に加え、不整脈に関する公開講座、そして真打落語家でありかつ医師でもある立川らく朝さんの健康落語を企画開催してくれました。

10数年前から行っている活動ですが、当初は20-30人規模だったこのイベントも徐々に参加者が増え、今年はなんと600人弱の参加をいただきました。

一般の方々の健康に対する意識の高さをひしひしと感じるとともに、それに応える私たちの責任の重さも改めて痛感しました。

来年もまたより良いイベントになるよう今から準備を進めてゆきたいと思います。

 

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慢性心不全看護認定看護師誕生!

先日、当院のM看護師が半年間の教育研修を終え、認定試験に見事合格し慢性心不全看護認定看護師に認定されました。

循環器専門病院としてはやや遅かったような気もしますが、それでも石川県内では二人目の快挙であり、当院では皮膚・排泄ケア認定看護師、感染管理認定看護師に続く三人目の認定看護師誕生です。病院として大変誇らしく思います。

心不全患者は今後高齢化社会の進行に伴い益々増加してゆくと考えられています。心不全による様々な症状は患者さん本人にとって苦痛であることはもちろんですが、周囲の家族の方々にとっても患者さんのケアは大きな負担となります。また心不全の進行に伴い繰り返される入退院は患者さんや家族の方々を含めた地域社会にとっても大きな社会的問題となります。

当院ではこのような心不全に対して昨年より院内心不全多職種カンファレンスを開催し、今年からこれを院内だけでなく院外の多職種スタッフにも参加してもらう心不全多職種オープンカンファレンスに拡大してきました。

M看護師が慢性心不全看護認定看護師になったことで、院内の心不全治療がより充実したものになるだけでなく、このカンファレンスもより充実したものになり地域の心不全患者に対するシームレスなケアが可能となることを期待しています。

 

        日本の慢性心不全患者数の今後の予測

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大規模災害

7月14日(金)はさくら会高橋病院の高橋玲比古院長先生を病院にお迎えして、大規模災害に関する特別講演会を開きました。

高橋病院は平成7年の阪神淡路大震災の際に被災し、病院機能が全て停止したために患者さん・職員すべてが病院を離れなければならなくなる全病院避難という事態に陥りました。高橋先生からは実際の体験をもとに注意すべき点、反省点などを語っていただきました。

つい先日も九州北部で記録的豪雨により被害があったり、最近は大規模災害が多くなってきている印象があります。当院の災害対策もきちんと整えておく必要があると再認識しました。

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日本医療マネジメント学会(仙台)

7月7日、8日の両日、仙台にて第19回日本医療マネジメント学会が開催されました。

当院からは看護部、リハビリ、総務などから計8題もの演題が発表され、当院での業務改善・医療の質向上に向けての取り組みが全国に向けて発信されました。8題の演題数は全国の病院でもトップレベルの多さです。会場は仙台国際センターでしたがどの会場も立ち見がでるほど熱気があふれている中、当院のスタッフは新人も含めて堂々とプレゼンしてくれとても誇らしく思いました。若干発表時間の短さや討論時間がなくて座長のコメントのみで終わるものもあったなど、学会の運営面で多少残念な点がありましたが、当院での取り組みを全国に発信できたこと、また発表を通じて人材が育つことを直に感じることができて有意義だったと思います。

7日の夜は発表を明日に控えるスタッフには申し訳なかったですが、 総勢10数名で 牛タン料理をいただいて大いに盛り上がりました。皆さん、お疲れ様でした。

来年は6月に札幌で医療マネジメント学会が開催されます。年末には当院の医療の改善活動発表会があり、最優秀賞には札幌での発表が約束されています。 今から来年の発表へ向けて医療の質向上への取り組みを行ってゆきましょう。改善のヒントはほら!すぐそこにあります。

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第2回心不全多職種オープンカンファレンス

7月5日(水)当院3階講義室にて第2回心不全多職種オープンカンファレンスを開催しました。

3月に第1回を開催して4か月ぶりの開催になります。

前回はゆみのハートクリニック院長弓野先生をお迎えしての特別講演も企画しましたので大勢の参加者がありましたが、今回は2例の事例検討と心不全に関するミニレクチャーからなる企画構成でしたので、参加人数が前回ほど集まるかどうか正直言って不安でした。しかしながら予想を裏切って前回と同じく130人以上の内外からの医師、看護師、理学療法士、ケアマネ―ジャー、薬剤師など大勢の参加者があり、パンデミックが予想される心不全に対する問題意識の高さが伺えました。

今回は高齢者心不全患者に関する病院と在宅との連携のあり方がテーマでした。

2例ともに当院の患者が関与していたものですが、その取り組み方と問題点について浮き彫りにできたかなと思います。

まだまだ熱いディスカッションが欲しいのですが、このくらいの人数の前ではなかなか言いたいことも言えないかなと思いますし今後の課題ですね。

このカンファレンスを通して顔の見える連携を構築したいし、心不全に関する医療と介護の知識レベルの差をなくしてスムーズな連携を目指したいと思います。次回はできれば懇親会を兼ねたオープンカンファレンスを11月に開催したいと思っています。

なるだけ早くアナウンスしますのでよろしくご参加のほどお願い申し上げます。

 

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