心不全多職種カンファレンス

日本では今後高齢化が進行していく中で「心不全」患者が急激に増加すると言われています。

当院はこの「心不全パンデミック」に対して率先して取り組む立場にあり、そのことが地域医療の中でも求められているはずです。

そのためには、医師や看護師だけでは不十分であり薬剤師、検査技師、臨床工学技士、栄養士、理学療法士、社会福祉士そして介護職など様々な職種が協調して心不全に対し介入してゆく必要があります。

12月から多職種を対象として、心不全に対する理解を深め、自分たちがどのように関わってゆけばよいのか、レクチャーや事例検討を通じて学びあう機会として、「心不全多職種カンファレンス」を定期的に開催してゆくことにしました。

 

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PassionとAction

11月11日(金)、SクリニックからK副院長をお招きして特別講演会を開催しました。

Sクリニックは昨年のPCI(冠動脈のカテーテル治療)が2500例余りと全国2番目の症例数を誇り、その他カテーテルアブレーション(不整脈のカテーテル治療)が1200例、開心術が300例をそれぞれ超える、まさに名実ともに循環器疾患診療の日本のトップランナーです。

講演会では、わずか数年で日本のトップとなったSクリニックがどのようにして現在に至ったのか、さまざまな取り組みを紹介していただきました。

北海道という地理的特徴があるとは言え、ベッド満床という言葉はあり得ない、救急受診・救急搬送は100%断らないなど徹底したNo Refusal Policyに加え、道内全域での患者獲得のための医師派遣や送迎などのシステム、そして何よりもF理事長やそれを支えるK副院長をはじめ上層部の循環器診療に対する情熱Passionとストイックなまでの行動Actionがこのクリニックを短期間の間にここまで飛躍的に成長させたのだと納得しました。

朝6時半からのムンテラ、全入院患者の把握、日曜日の朝回診、24時間患者対応携帯電話、診療の合間を縫っての出張講演など、F理事長自らがこれだけ凡人には真似のできないことをしていれば言われたことに対してスタッフがイヤと言えるはずがありません。

翻って当院はどうなのか?自分なりに同様の考えで診療や経営を行ってきたつもりですが、やっぱり全然甘いし、病院上層部、特に診療部が頑張らないと病院は成長しないんだと改めて強く認識させられた講演会でした。

 

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聴いて元気が出る講演会

先日、かほく市高松で講演させていただきました。

高松で開業されておられるKクリニックのK院長先生が開業して3年目から毎年開催されておられる「聴いて元気が出る講演会」の第16回目の演者として招待されたものです。

Kクリニックに通院されておられる患者さんたちを中心として100名を超える大勢の方々のご参加をいただきましたが、これはひとえに私の力ではなくK先生のお人柄とこれまでの地域に対する貢献の大きさによるものだと感じました。

今回は「貴方の心臓、大丈夫ですか?」と題して不整脈と冠動脈疾患の診断・治療についてお話させていただきました。

1時間の間、熱心に聴講していただきましたが、ちょっと内容がてんこ盛り過ぎたかな?最後の方を端折らざるを得なかったので、出来は70点くらい。これまで何度も講演はしているけれど毎回反省すべきところが多くて、なかなか満足できる講演になりません。まだまだ修行が足りませんね。

講演を聴いていただいた高松の人たちに生活習慣病の怖さと治療の大切さをわかっていただけたらうれしいです(病気の話で元気は出なかったかもしれませんが)。

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ブジャデ

時々なんで未だにこんな効率の悪いことをしてるの?と思う業務を見かけることがあります。

折に触れて自分たちの業務の見直しをするよう伝えていると思いますが、忙しさに紛れて見直しができていないということなのでしょうか?

でもそれではいつまでたっても効率の悪い業務はなくならないし、結果自分たちの首を絞めるように忙しさからは解放されないということになります。

デジャブ(deja vu)という言葉があります。初めての体験なのにいつかどこかで体験したことのあるように感じる「既視感」のことです。

誰もが経験したことのある感覚ですが、このデジャブという言葉から作り出された「ブジャデ」という造語があることを先日知りました。これはデジャブの反対で、何回も見ているのに初めてのように新鮮に感じるという意味だそうです。造語でなくても実際に「ジャメブ・未視感」という言葉もあるそうです。

読んだ本の中では、オリジナリティを創造するためには既存のものを疑う好奇心が必要だと説いています。今当たり前に存在するものを「ブジャデ」の感覚で白紙に戻して新たな視点、まっさらな目で考え直すことが必要です。新しいものを創り出すというと他人とは異なる突飛な考え方や飛びぬけた才能が必要だと考えがちですが、そうではなくまずこの「ブジャデ」の気持ち、能力が必要だということです。

業務の見直しが常に必要だと思っていたところでこの言葉を知って、「ブジャデ」はここでも必要だなと思いました。一度立ち止まって冷静で新鮮な視点で自分たちの業務を考え直すことを習慣にする必要があると思います。業務の見直しだけはなく医療安全や患者サービスなどあらゆる領域で、そして部門リーダーだけではなくすべてのスタッフがそのような意識を持つ必要があるし、リーダーはそのスタッフの声に真摯な気持ちで耳を傾ける必要があると思います。簡単なことではないと思いますが、視点を変えて考えることを常に心がけてゆきましょう。

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365日の紙飛行機

ブログご無沙汰してました。

ブログを書く時間もないわけではなかったのですが何かと多忙で気持ちに余裕がありませんでした。

しばらく前に通勤途上、FMで流れた曲。AKB48の「365日の紙飛行機」。

NHKの朝ドラの主題歌だったから、皆さんも聞いたことあるでしょう。

私は音楽を聴く際、歌詞ではなくメロディーに重きを置く人間なので、これまでどんなことを詠った曲なのかは考えたことがありませんでした。

メロディーはいい曲だなとはこれまでも思っていましたが、でも先日ふと聞いていて歌詞の内容が耳に残りました。

サビの部分の

“その距離を競うより

どう飛んだか

どこを飛んだのか

それが一番大切なんだ”

これって、今まで自分が大切に思ってきたことと重なっています。

PCI(冠動脈のカテーテル治療)を行う上で大事にしてきたことは、もちろん患者さんのためにPCIを成功させることだけど、

そのためには一つ一つのPCIを行う上で、どう考えてどう行ったのかを常に意識するということでした。

最終的に自分が実力をつけるためには、目先の結果よりプロセスが大事だといつも思ってきたし、そのように若い先生たちにも折に触れて話してきました。

一方で実際の社会、特に経営の世界では努力を続けていても成果が数字として表れないと評価されないことも事実です。

そんな中でこんな風に人生を応援されると“うるっ”ときてしまいます。

なんかベタかもしれないけど、さすが、秋元 康、恐るべしです。

そう言えば、先日もボブディランがノーベル文学賞をもらってました。

あれはボブディランの音楽が文学として評価されてのものらしく、ボブディラン自身がどう思っているのかは別として、

歌詞っていうのもバカにならないなというのが最近思ってることでした。

 

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糖尿病

先週木曜日(9/15)金沢市内の保健師、管理栄養士さん達を対象にした虚血性心疾患に関する勉強会が開催され、その講師を務めてきました。
虚血性心疾患の一次予防のため、二次予防のため自分たちに何ができるか、自分たちは何をすべきかについてとても熱心に話を聞いていただき、こちらも感銘を受けてきました。初めての試みだったため十分とは言えない点もあったので、要望があればまた協力しますと言ってその場をあとにしました。
そういう伏線があった中で昨日ある方と話をしていて、石川県、特に金沢市の糖尿病罹患率(特定健診受診者の中で)がとんでない高さなのを知ってびっくりしました。平成22年の時点で石川県は全国で4番目に高く、金沢市は石川県の平均値より高く10%を超えていたとのこと。 金沢市は菓子類の消費額がほとんどの品目で全国主要都市トップ3に入っており、食文化との関連も深いようです。 金沢市および金沢市医師会が糖尿病や虚血性心疾患の予防・治療に積極的に取り組んでいるんだと納得できました。
当院でも以前から糖尿病教育委員会がありさまざまなことに取り組んできていますし、今年度からは糖尿病専門医である林先生にもお手伝いいただいています。金沢市や医師会の取り組みで糖尿病罹患率は下がりつつありますが、まだまだ全国平均よりは高い数値。当院としても糖尿病と虚血性心疾患との関連を強調する情報発信を外へ向けて行ってゆく必要性があるのかもと感じました。それと同時に、食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動不足で太り気味のあなた!要注意ですよ!
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ハートの日2016開催

8月13日(土)金沢市内のホテルで毎年恒例のハートの日イベントを行いました。
さまざまな体験会・相談会そして医療公開講座、特別講演に多くの方々の参加をいただきました。
今年は用意が周到だったために大きな混乱もなくスムーズにすべてのイベントが進行しました。
医療公開講座では医師だけでなく薬剤師、看護師も含めた多職種からの心筋梗塞に対するアプローチを話してもらいました。
参加された方々には病院を挙げて取り組んでいる姿勢がきっと伝わったものと思います。
特別講演では現舞鶴市長(前舞鶴共済病院病院長)の多々見先生から「心臓病で死なないために」と題してお話しいただきました。
チームワークのとれた頼れる病院を探すことが大事と強調され、当院のこともアピールしていただきました。
多々見先生
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