終活フェア

7月30日(土)金沢駅もてなしドーム地下広場で終活フェアが行われました。

NPO法人ライフサポート北陸が主催となって、人生の「老いじたく」のために医療・介護・保険・セレモニー関係など幅広い領域から企業団体が参加して相談に応じるイベントで、今年で3回目になります。

当院は第1回目からこのフェアに参加していますが、今年も大勢の方が当院のブースを訪れてくれました。土曜日にもかかわらずブースで頑張ってくれたスタッフの皆さんにまず感謝です。

私は、今回「終末期心不全に寄り添う医療とは?」と題して講演させていただきました。これまでこのような内容で話したことがなかったので準備するのが大変でしたが、「人生の最終段階」の医療について勉強したことで当院でのACP(アドバンスケアプラニング)や緩和ケアをこれからどうすべきなのかある程度わかってきた気がします。講演はしたものの、まだまだ当院での取り組みはongoing中です。でも「人生の最終段階」を迎える心不全の患者さんには時間がありません。待ったなしです。心不全治療はもとよりさまざまな情報を多職種が共有しながらシステマティックに包括的に心不全に対応できるよう準備を急ぎたいと思います。

終活フェア2

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TAVI開始へ向けての準備

高齢者等の大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁留置術TAVI(Transcatheter Aortic Valve Implantation)という治療法があります。
ここ数年で日本でも広まってきている治療法ですが、石川県ではまだ金沢大学附属病院でしか行うことができずこの治療の恩恵を蒙っていない患者さんも大勢いると思われます。
当院ではこの2年間でTAVI開始へ向けてさまざまな施設要件を整え、今年2月に実施施設としての申請を行いました。
まだ実施施設としての認定を受けるにはいくつかのハードルを乗り越えなくてはなりませんが、昨日はTAVI開始へ向けて病院職員を対象としたTAVIについてのご講演を富山大学附属病院の上野博志先生より賜りました。
これから本格的にTAVI開始へ向けての準備をしなくてはならないと心が引き締まる思いでご講演を拝聴しました。
TAVIも心不全と同じく多職種からなるハートチームで行わなくてはなりません。そのことが昨日の講演を聞いて当院の職員もよく理解できたと思います。
石川県あるいは北陸地区の大動脈弁狭窄症の患者さんに少しでも早くお役に立ちたいと思います。
TAVI講演
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第4回心不全多職種オープンカンファレンス

6月20日(水)当院3階講義室において第4回心不全多職種オープンカンファンレンスを開催しました。
他施設の多職種スタッフも参加して、今回は心不全に対する心リハをテーマにして勉強しました。これまで通り80名以上の大勢の参加者です。
当院と石川県中からは両施設の心リハの取り組みの現状を紹介し、その後、やわたメディカルセンターのリハ技師部副部長の酒井先生よりやわたメディカルセンターでの包括的な心不全管理を行っている実際を詳細に話していただきました。
当院よりは一歩も二歩も進んでいて、衝撃的で刺激的な話でした。
当院でもSPチームという多職種からなる心不全チームが存在しますが、まだまだ活動を始めたばかりで十分ではありません。
今後、やわたメディカルセンターの取り組みを参考にしながら早急に心不全の包括的疾病管理プログラムを構築してゆきたいと思います。第4回心不全カンファ
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Dr Kiemeneij(キムニー先生)来院

6月11日、12日の2日間、Dr Kiemeneij(キム二―先生)が当院に来院されました。
キムニー先生は世界で初めて手首の動脈(橈骨動脈)からの冠動脈カテーテル治療(TRI)を行った世界的に著名なオランダの先生です。
今回は新たな冠動脈ステントの指導のために来日され、当院にも来訪していただきました。
キムニー先生がTRIを開始されたのは1992年、日本で初めて1995年にTRIを実施されたのは湘南鎌倉総合病院の齋藤 滋先生、私は齋藤先生が実施された翌年の1996年に北陸で最初にTRIを開始しました。当初はTRIに関しての情報は極めて少なく、キムニー先生や齋藤先生のやり方を見よう見まねで行っていました。それが今ではその安全性や有用性が評価されて冠動脈カテーテル治療のスタンダードとなっています。
今回はそのキムニー先生にお越しいただいて指導いただいたわけで、大変光栄であるとともにスタッフ全員が緊張していました。
でもキムニー先生は大変気さくでフレンドリーな先生で、これまでの実績だけでなく人間的にも尊敬できる先生でした。
私がTRI開始時に勉強したCD-ROMやカテ室にキムニー先生のサインを頂きました。感激です。大事にします。
2日目の夕方にはキムニー先生が新たに開始された橈骨動脈遠位手背部からのカテーテル治療についてもご講演いただきました。
キムニー先生、本当にありがとうございました。
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医療の価値とは

6月9日は日本医療マネジメント学会に途中まで参加後、夕方から開かれる講演会に出席するため東京へ向かいました。
済生会熊本病院の中尾院長から「循環器疾患と価値の医療」と題してこれからの循環器疾患治療と病院経営に関するお話を伺いました。
全国から循環器内科医の病院管理者や部長が10数人参加して、講演後の質疑応答もありました。
これまでの技術的側面への注心だけでなくより価値の高いエビデンスあるPCIを目指さなくなくてはならないし、価値の高い医療を実践することが病院経営にも大きな影響を及ぼすこと、高齢者・心不全に対する対応も単に治療だけに偏るのでなく全人的にケアできる循環器総合医の育成を目指さなければならないとのお話でした。
今年の当院のキーワードはQualityとAgingであるとこれまで院内で話してきました。質Quualityを追求するのは当然ですが、今後は医療の価値Valueを高めてゆく必要があるとのこと。価値Valueとは医療の質や安全性を含むOutcomeをCostで除したもの。すなわち、いくら質の高い治療を行っても、その際にかかるコストが高くては医療の価値Valueは下がります。コストが低くかつより質の高い医療を実践できる病院がこれからは選択されるし、超高齢化社会の進行の中で今の日本の皆保険制度を維持してゆくにはそんな病院が生き残れるよう厚労省が誘導してくる時代が必ず来ます。
私たちはCostを意識しながらQualityを追及してゆく必要があるということです。日本の先進的な病院はもうすでに価値Valueを求めて動き始めています(ちょっとショック)。具体的にどうしてゆけばいいのか私にもわかりません。これからいろいろと考えてみたいと思います。
Value方程式
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日本医療マネジメント学会

6月8日、9日と札幌で開催された日本医療マネジメント学会に参加してきました。
今回は当院各部署から全部で12題もの演題がエントリーされ総勢20数名が参加しました。
私は両日ともに半日ずつの参加ですべての演題発表を聞くことはできませんでしたが、発表に慣れているスタッフは勿論のこと初めての発表となるスタッフも堂々と発表を行っていたことに大変満足しました。
8日金曜日の夜は皆で懇親会を開き北海道の美味しい料理をいただきながら楽しく懇談しました。
挨拶の中で、学会参加の効用を話しました。
1.発表を通じて当院の業務改善についての取り組みを全国へ向けて発信すること
2.発表に向けての準備から実際の発表に至るまでの活動により人間的な成長が得られること
3.発表者のみならず参加者全員が学会から得たさまざまな情報、知識を病院に還元すること
以上の3点がすべて実践できれば学会参加に係る費用なんて安いもの。
必ずしも目に見える形で還元できるとは限りませんが、きっと今後の病院発展に寄与してくれるものと信じています。

ポスター発表の模様           懇親会での毛ガニ

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Slender Club Japan

4月28日(土)東京で行われたSlender Club Japanに日帰りで参加してきました。

Slender Clubと言ってもフィットネスクラブでもスポーツジムでもありません。

カテーテル治療を可能な限り細いカテーテルで行おうとする熱意あるカテーテル治療医やコメディカルスタッフが集まる団体です。

今回は、4月27日から29日にわたってカテ―テル治療のライブを中心としたさまざまな企画のもとKiemeneij先生はじめ海外からのドクター達も参加して細径カテーテル治療に関する熱心な議論が交わされました。

私自身はランチョンセミナーでの座長を札幌心臓血管クリニックCOOの佐藤先生とともに務めさせていただきました。

2施設から、Distal radial puncture(手首よりさらに末梢の橈骨動脈から穿刺)での急性心筋梗塞に対するカテーテル治療のビデオが供覧され、治療手技に関する議論を行いました。いずれの施設も若いカテーテル治療医が非常にスピーディ、スムーズで、かつ安全で確実なカテーテル治療を行っていることに感銘を受けました。若い先生たちが育つとともに時代は変わりつつあることを感じてきました。

一方、ライブではいつもお世話になっている高橋病院の高橋院長自らが若い先生たちに負けない素晴らしいカテーテル治療を行っておられ、同世代の人間として大変誇らしく思うとともに高橋院長の高い能力に改めて敬服いたしました。

Slender Club Japanの今後の益々の発展に期待したいと思います。

 

SCJ1

SCJ2

 

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