PCI(冠動脈カテーテル治療)10,000例記念行事

11月2日(金)、PCI 10,000例達成を記念してPCIライブデモ、記念講演会そして懇親会を行いました。

PCIライブデモでは湘南鎌倉総合病院の齋藤 滋先生をゲストオペレータとしてお招きし、さくら会高橋病院の高橋玲比古院長先生の司会のもと、非常に困難な右冠動脈慢性完全閉塞病変に対しPCIを行っていただきました。齋藤先生の卓越したご手技と強いメンタルで見事完全閉塞病変を再疎通させ薬剤溶出性ステントを留置していただきました。患者さんは心機能も悪い方でしたが合併症もなく手技を終えることができ、今後心機能が改善してくることを期待したいと思います。PCIライブデモが行われたことはNHK金沢放送局でも紹介され当日夕方TVでその模様が放映されました。

そのあと場所を院内から市内のホテルに移して、齋藤 滋先生よりPCIの歴史とこれからの展望、さらには弁膜症その他のカテーテルインターベンションについての記念講演を行っていただきました。すでに成熟した感のあるPCIですが、今後も新しいデバイスが次々と導入されるとのことでまだまだ進歩してゆきそうです。

懇親会では高橋院長から乾杯のご挨拶をいただき、全国から集まっていただいた当院OBの懐かしい先生方と当院職員スタッフとの間で昔話に花を咲かせ懇親を深めました。

病気は少ない方がいいわけで10,000例という数字は自慢できるものではありません。地域の患者さんやその家族の方たちから信頼を得、それに対して職員スタッフが応えてきた結果の数字です。決して驕ることなくこれからも患者さんに寄り添う医療を提供してゆきたいと思います。

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TAVR実施施設認定!

本日、当院が石川県内では金沢大学附属病院に次いで2番目にTAVR実施施設として認定されました。

TAVRとは胸痛や息切れ、失神などを引き起こす重度の大動脈弁狭窄症に対してカテーテルを使用して新たな人工弁を植え込む治療法です。

これまでの外科的開胸手術によらず低侵襲に行える治療法であり、外科的開胸手術のリスクの高い高齢者の方などを対象に行われます。

当院のような小さな循環器専門病院では実施施設としての認定を受けることはなかなかハードルが高くて困難でしたが、ハイブリッド手術室などの施設整備やスタッフ充足、ハートチームの立ち上げなどさまざまな人たちの協力を得てようやく認定を受けることができました。

高齢化社会の進行に伴い、この大動脈弁狭窄症の患者さんが増加しています。症状が出現してくると数年で死に至る病気ですので速やかな治療が必要です。当院は大きな総合病院とは異なり小回りの利く循環器専門病院であり、かつ急性期病床だけでなく地域包括ケア病床や療養型病床なども有しておりあらゆる段階の高齢者の方にも対応が可能です。

まだしばらく準備が必要で実際の治療は年末か来年に入ってからになりますが、なるだけ早く地域の患者さんのためお役に立ちたいと思っています。

胸部症状があり大動脈弁狭窄症などの心臓弁膜症を指摘された方はお気軽に相談をしていただきたいと思いますし、医療機関や介護施設などからも治療の適応があると思われる患者さんは是非ご紹介いただきたく思います。

TAVR

 

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PCI 10,000例達成

昨日10月2日(火)、開院以来当院で施行されたPCI(冠動脈カテーテル治療)件数が10,000例に達しました。

恐らく北信越地区で最速だと思いますし、10,000例に達している他施設はないと思います。

平成3年5月に開院して以来約27年5か月かかりましたが、これもひとえにこれまで当院に勤務したひと達も含め現在の病院全職員や地域の方々のご協力のお陰です。

病気の数を誇ることは適切ではないと思いますし単に通過点にしか過ぎませんが、これまでの関係者の方々に感謝するために11月2日(金)夕よりささやかなPCI 10,000例記念講演会・祝賀会を開催する予定です。

PCI累積症例数(2018

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デスカンファレンス Vol. 2

2回目のデスカンファレンスが9月28日(金)に行われました。

今回も亡くなった患者さんのケアを振り返り、多職種それぞれの思いを語ってもらいました。

今回のポイントはbad newsを患者さん本人に知らせたくないと考える家族へのアプローチだったかと思います。

自身の病状に関しての正確な情報を得られないままに死期の迫った患者さんは、結局死を受容できないままに苦しむことになるし、結果本人はもとより周囲の家族にとっても満足のいく人生の最終段階を迎えることが難しくなります。

今、自身が“病みの軌跡”の何処にいるのかを知ることは、患者さん自身がどのように自分自身の人生の最終段階を迎えるか意思決定をするための重要なプロセスです。

そのプロセスを通過できるよう、患者さん本人と家族にアプローチしてゆくのが我々医療提供者側の役割だと思います。

でもそれぞれ理解度が低かったり大きな悲嘆にうつ傾向に陥ったりと必ずしも容易でない場合も多く、循環器疾患における人生の最終段階に対する医療提供に取り組み始めたばかりの我々には困難さを感じることが多くあります。

一朝一夕に十分な緩和ケア体制を整えることは不可能であり、今後も地道にこのデスカンファレンスや心不全多職種オープンカンファレンスを継続してゆくことがまず大事だし、それとともに緩和ケア専門医や精神科医などとの連携や研修会参加も必要だと強く感じました。

bad news

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病院看板リニューアル

老朽化していた病院屋上の看板を撤去して、新しい病院名の看板が先日漸く完成しました。
屋外広告物の規制が厳しくなっており思うような看板にはできませんでしたが、無しで済ませるわけにもいかず色々考えてもらって出来上がったものです。
屋上に設置してもわざわざ見上げる人もいないし見えても北陸自動車道を通過する車からだけなので、今回は3階部分に設置しました。夜間はLEDでライトアップされるので以前よりは目立ちます。徽軫灯篭に心電図波形をオーバーラップさせた病院ロゴマークも配しました。築27年の建物に比べて新しい看板はまだ違和感がありますが、そのうちに溶け込んでくると思います。
また新たな気分で循環器診療に取り組んでゆきたいと思います。

②IMG_5980⑤IMG_5991

 

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デスカンファレンスを終えて

8月27日(月)、院内講義室においてデスカンファレンスを行いました。

これまでにもデスカンファレンスは行ってきましたが、これまでは治療やケアの面で問題のあった症例につきその問題点を解決するためのカンファレンスの色合いが濃かったのですが、今回は亡くなった患者さんに関わった各職種スタッフのグリーフケア(深い悲しみの癒し)を行うことが最も大きな目的のカンファレンスです。

先日亡くなられた患者さんに関わった医師、看護師、ソシアルワーカー、理学療法士など院内の多くのスタッフが参加してくれ、それぞれの思いを振り返り話し合いました。患者さんが死を受容し亡くなられるまでのさまざまな段階で経験したいろんな葛藤や悩み・苦しみを各職種が語り合い共有することで、それぞれの深い悲しみが癒されると同時に今後の治療やケアへ向けての課題も明らかになったと思います。

当初は1時間程度で終わる予定でしたが、それぞれの思いの振り返りを大切にしたい気持ちがあったので予定より大幅に時間をかけ2時間にも及ぶカンファレンスになりました。涙を浮かべるスタッフもいましたが、まさしくそんなカンファレンスにしたいと思っていましたので有意義だったと思っています。

今後も今回の反省点を活かしながらぜひこのようなデスカンファレンスを行ってゆきたいと思います。

デスカンファレンス2018.8

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ハートの日2018・納涼会

8月11日(土)金沢市内のホテルで例年のごとく当院主催ハートの日2018を開催しました。

お陰様で300人を超える沢山の方々に参加いただきました。
今回のテーマは心不全。心不全に関する解説を当院辻本先生から行ってもらい、その後特別講演では臨床僧侶として終末期の患者さんに接しておられる長倉伯博先生より「力強く人生を生きる仏教の智慧~臨床僧侶の経験から~」と題してお話をしていただきました。
心不全に関する解説もわかりやすかったし、長倉先生のご講演も大変有意義でかつ感動的なお話でした。最前列にいた私も何度もうるっと心動かされました。当院での心不全に対する緩和ケアは緒に就いたばかりですが、今回のお話を今後参考にしながら病院全体で取り組んでゆこうと思います。
イベント終了後は病院納涼会。楽しく飲んで食べて騒いで暑い夏を乗り切るための英気を養いました。
まだまだ暑い夏が続きます。皆さん、身体には気を付けて頑張ってください(おっと、頑張ってる人には“頑張ってください”って言ったらダメなんでしたね)。
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