医療の改善活動発表会2018

今年も医療の改善活動発表会が2回に分けて行われ、院内のさまざまな部署から全部で20演題の発表がありました。

院内では医療の質・価値改善へ向けてのさまざまな取り組みが行われており、その全てがここで発表されるわけではありません。

中にはこの取り組みは発表に値するものだと思われても、発表の場を持つことなく地道に素晴らしい成果を上げている活動もあります。

「この病院は診察に訪れるたびに何か必ず新しい取り組みが行われている」と言ってくれる患者さんがいます。

これは医療の改善へ向けての病院の組織文化が出来上がりつつあることを示しているのだと思っています。

発表しなくても改善へ向けて頑張っているスタッフたちにも感謝です。

さて、今回の医療改善活動発表会に対する個人的感想です。

短期間にPDCAサイクルを回し成果を上げているものもあれば、まだ取り組みを始めたばかりの中間報告的発表もあり、レベルはさまざまです。

しかしどのような発表でも自分たちの活動を他部署のスタッフにも理解してもらえないと意味がないし、伝えたいことが伝わるプレゼンである必要があります。

いくら素晴らしい活動であっても主観的評価だけに終始する内容ではもしかすると単なる自己満足としか評価されないかもしれないし、そこには必ず科学的あるいは客観的な評価がないと活動の目的に適った成果が得られているかどうか検証しようがありません。

また部署としてさまざまな取り組みを行っているがためにそれらをすべて伝えたいという気持ちが強すぎて盛り沢山になり、折角の中心となる活動内容や意義がかえって分かりにくくなっているものも多々ありました。

目的に沿った活動内容になっているか、測定した指標は目的とする結果や結論を引き出すために適ったものになっているか、発表者側の一方的な見方でなく専門職以外のスタッフが聞いて理解できるプレゼンになっているか、最初のテーマ設定から最後のプレゼンまで考え抜かれた活動になればそれが「はずみ車」となって病院全体が動き出す活動になるのだと思います。

発表が終わったから改善活動が終わるわけではありません。それぞれの発表には必ず課題が残っていたはず。その残された課題に向けてまた今日から取り組みを始めることがPDCAサイクルを回すということです。また来年素晴らしい医療の改善活動発表会を期待しています。

2018医療の改善活動

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kcvh について

石川県で唯一の循環器専門病院である心臓血管センター金沢循環器病院のCEO(最高経営責任者)です。
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